夏が始まろうとしている頃から夏にかけて怖いものといえば「ハチ」ですよね。
ハチは春になると巣を作る場所を探し、夏頃になると活発に活動します。
危害を加えなければ刺されない、とは言われますがハチが1匹飛んでいるのを見るだけで巣が近くにあると思うと、なかなか辛い…。
そんなときのために、蜂の巣を作られないようにするための方法「ダミー蜂の巣」があります!
今回はダミー蜂の巣の効果や作り方、置いておくといい場所についてご紹介します。
ダミー蜂の巣って効果はあるの?

「ダミー蜂の巣」とは、蜂の巣を似せて作ったカカシみたいなものです。
実際に、ダミー蜂の巣はちゃんと効果があるとたくさんの意見あります。
まじ効果あるな
— ニノマエハジメ/u3 (@ninohajim) April 6, 2021
蜂類一切来なくなったわ
俺の手作りダミー蜂の巣やるやん pic.twitter.com/ZcAHSgeJAb
ダミー蜂の巣ちょうちん、簡単に吊るしていたら夕立で飛んでいってしまったので、今度はしっかり目に吊るした。 pic.twitter.com/Wwv8dm0Ymc
— Hitomi Kimura (@hitok_) April 4, 2021
ダミー蜂の巣で新規の蜂を寄せ付けない方法、人にも蜂にも優しいやり方でおすすめ pic.twitter.com/UWFir8iqcI
— 田畑エトセトラ (@corin198710) April 2, 2021
蜂の巣を作る場所は女王バチが探しますが、ダミー蜂の巣を置いておくことで「先住民がいる」と女王バチに思わせて、蜂の巣が作られることはありません。
良く、巣を作ろうと寄ってきた女王バチを駆除するために罠を置いておくというのもいいのですが、罠に誘う必要があります。
間違って部屋の中に入れてしまったら大変なので、ハチ側から避けていくような対策をしておくのがオススメ!
また、古い民家の屋根に中身がない大きい蜂の巣があったりしますが、あれは他のハチを寄せ付けないために付けていたりします。
とはいえ、そんな蜂の巣は簡単には手に入らないので、簡単に作ることができるこの「ダミー蜂の巣」ができたのかと思います。
私自身もこのダミー蜂の巣の効果を実感したことがあります。
私の家にも4月~5月になるとハチが寄ってきます。
何回か蜂の巣を作られたことがあり、まだ小さい時に除去できたはいいものの、気づかないうちに大きくなってしまうと取り除くことができなくなってしまうと思ったんですね。
その時に、このダミー蜂の巣をつるしたところ近くにハチが寄らなくなったという経験があります。
「この家にはこんな大きい巣があるぞ!」
と結構大きめに作ったので、かなり目立ちますが効果テキメンでした!
ダミー蜂の巣の作り方!

ダミー蜂の巣の作り方ですが、めちゃくちゃ簡単に作ることができます!
用意するものは
- 詰められるもの(紙・布など)
- ビニール袋(15リットル)
- ガムテープ
- ひも
の4つのみです!
まずは、ビニール袋に紙や布などを詰め込んでいきます。
- 新聞紙
- 要らない雑誌をビリビリに破いたもの
- 要らない服・タオル
といったものがビニール袋の中に詰め込むのに適しています。
存在感をアピールしたいために、ビニール袋は15リットルくらいの大きさがおススメです。
なければ、これより小さいものでも大丈夫です。
紙袋もいいのですが雨で濡れても大丈夫な方が良いので、できればビニール袋の方が良いですね。

紙や布をビニール袋一杯に入れたら口を縛って、新聞紙が出ないようにします。
結び方は、取っ手が使えるような結び方であればどんなものでも大丈夫です。
そしたら、ガムテープでビニール袋をぐるぐる巻きにして、本物の蜂の巣のように見えるようにしていきます。
ガムテープの色は茶色が好ましいですが、なければ別の色のガムテープでも問題はありません。
ガムテープでぐるぐる巻きにする時に、少し失敗したから剝がそうとするとビニール袋が破れてしまうかもしれません。
なので、破けそうであればそのまま貼ってから一度ガムテープを切って修正するといった感じで巻いていくといい感じにできますよ!
ガムテープでぐるぐる巻きに出来たらダミー蜂の巣の完成です!

後は、ビニール袋の取っ手の部分を置きたい場所に引っ掛けたり、括り付けるだけです。
必要であればひもを使って、括り付けます。
ダミー蜂の巣を作るのが面倒だという方に!
ダミー蜂の巣の作り方をご紹介しましたが、材料が無かったり作るのが面倒だという方には売っているダミー蜂の巣がオススメです。
蜂の巣の部分が折りたたまれた状態で入っていて、キットを使うことで簡単に組み立てることができます。
ダミー蜂の巣を置いておくといい場所は?

ダミー蜂の巣が準備できたら、次は置いておく場所ですよね。
家の周りでハチをよく見る場所が分かれば、そこから見える範囲にダミー蜂の巣を設置しておいたり、ハチが良く巣を作るところがあるのであれば、そこに置いておくのもいいですね。
ハチがどこで見たか分からない方や巣を見たことが無い方は、ダミー蜂の巣がどこからでも見える場所に吊るしておくのがおススメです。
- ベランダ
- 玄関
- 木の上
などハチがすぐに見つけられるような分かりやすい場所に置いておきましょう。
あまりにも見つけにくい場所でなければ大丈夫です。
置く時期についてですが、ハチが巣を作るために偵察を行うのが4月になるので、この時期には作っておいた方が良いですね。
遅くても夏に入る前には作って置いておくことをおススメします。
私の場合は家の横にちょっとした庭があり、そこでよくハチを見ていたので庭全体を見ることができる高めの場所に引っ掛けておいてました。
置いた時期は確か、5月の初めくらいでした。
何匹かハチを見かけていましたが、蜂の巣が作られることはありませんでした。
まとめ

今回はダミー蜂の巣の効果や作り方、置いておくといい場所について解説しました。
ダミー蜂の巣は偽物なので効果がないと思われていますが、実際に置いてからハチが来なくなったので期待できるはずです!
必要なものは家庭に置いてあるもので作れてしまうので、コスパが高いのが良いですね。
蜂の巣を作られないためにも、春のうちに作って置いておくと安心できます。
念のため、部屋の中に入られてもすぐに駆除できるように、殺虫スプレーも準備しておくこともおススメします。