ApexLegendsのようなPvPゲームには「ゴースティング」という行為があります。
Youtubeなどで配信を行っている方を見ている方なら、もしかしたら1度は見たことがあるのではないでしょうか。
この「ゴースティング」というのは何なのでしょうか。
今回はゴースティングとは何かや対策、やり方、規約違反でBANされるのかについてご紹介します。
【APEX】ゴースティングとは?

ゴースティングとは、配信をしている人と同じサーバーに入り、配信者と同じタイミングでマッチングをかけて一緒のマッチに入って、配信を見ながら配信者を追いかけまわす迷惑行為のことです。
中にはチートを使ってまで同じマッチに入り込み、配信者を倒すことを繰り返し行う人までいます。
このようなゴースティング行為は迷惑行為として言われますが、配信を生業としている配信者にとっては配信を辞める理由となるので、一種の営業妨害となります。
同じような行為で「スナイプ」がありますが、これは同じマッチに入るだけで配信を見ながら追いかけるまではしません。
配信を見ないのでどこにいて、どこで遭遇するが分からないのでその時点では平等な戦いになります。
なので、「スナイプであれば大丈夫」と言っている配信者は少なからず存在しています。
【APEX】ゴースティングの対策に何をする?

配信者にとっては迷惑行為以上の意味があるゴースティング行為ですが、さすがに何の対策もしないで配信を行うことはありません。
配信者がゴースティング対策でしていることは何なのでしょうか。
例として、配信者の渋谷ハルさんがゴースティング対策でしていたことは
- 配信に遅延を入れる
- サーバーを変更&公開しない
- 配信画面を隠す
- クラン、名前の変更する
- 匿名モードを有効にする
の5つです。
配信に遅延を入れる
1つ目に配信に遅延を入れるという対策です。
遅延を入れることで、どれぐらいの遅延が入っているのか分からないので同じマッチに入ることができなくなります。
遅延さえ入れていれば、ゴースティング行為をかなり抑えることができます。
しかし、遅延を入れるということは視聴者がしているコメントをリアルタイムで読むことができないという大きいデメリットがあります。
配信者の多くは視聴者のコメントを見てやり取りをしているをしているのですが、この要素が無くなると配信の質が落ちてしまうのです。
ゴースティング対策には効果的ですが、視聴者とのやり取りができなくなるので一長一短なところがあります。
サーバーを変更&公開しない
2つ目にサーバーを変更する&公開しない対策です。
サーバーが分かってしまえば、タイミング次第では同じマッチに入ることができてしまうのでサーバーを公開しないようにしています。
また、もしゴースティング行為をされてしまったとしても、サーバーを変更することでゴースティングから逃げることができます。
配信画面を隠す
3つ目に配信画面を隠すという対策です。
配信画面を隠す理由として
- マッチングのタイミングが分からないようにする
- 同じマッチにいるか分からないようにする
- サーバーが分からないようにする
の3つです。
配信を見ていればマッチングのタイミングを合わせることができますし、チャンピオン部隊を見れば同じマッチに入れたことが分かってしまいます。
なので、遅延されている時間が分かっても配信画面を隠しておけばゴースティングは難しくなるのかなと思います。
また、サーバーを変える時はサーバーが分からないように配信画面を隠しています。
匿名モードを有効にする

4つ目に匿名モードを有効にすることです。
匿名モードを有効にすると、キルログが流れても名前が表示されず「レイス8534」のようにキャラの名前とランダムの数字が流れるようになります。
これで同じマッチに入ったとしても、上で説明した3つの対策と合わせることでキルログが流れてもいるかどうかまでは分からなくなります。
クランタグ、名前の変更する
5つ目にクランタグと名前を変更することです。
上記で挙げた匿名モードを有効にすれば、名前を隠すことはできますがクランタグまでは隠すことはできません。
例えば、渋谷ハルさんはKNRに所属していますが、KNRは名の知れたクランでそこまで同じクランタグはないので、渋谷ハルさんだとバレてしまいます。
なので、最終的にはKNRから一時脱退していた時期がありました。
また名前を変更する理由ですが、チーターの画面では敵の名前まで見えるようになっているからです。
毎日ゲームID変更してるのはこんな感じでチーターにID見ながら追っかけ回されてるからです。
— 渋谷ハル8⃣🏪@個人勢VTuber (@ShibuyaHAL) March 19, 2021
画像はゴースティングチーターの映像から抜粋、ちょっと見づらいですが僕たちのIDが表示されてます😀 pic.twitter.com/FcQJ8Qr7Wl
ゴースティングをする目的ではないチーターがいても、名前が見えた瞬間にゴースティングされるということになってしまいます。
なので、その対策として毎回名前を変えているようです。
【APEX】ゴースティングのやり方はあるのか

ゴースティングのやり方についてですが、ゴースティングしたい配信者の画面を見ながら同じタイミングでマッチングを始める、それだけです。
同じマッチに入れたら、その人が降りたところと同じところに降りるか、少し離れたところに降りて装備を整えてから行くかのどちらかです。
【APEX】ゴースティングは規約違反でBANされる?

配信者を追いかけまわすゴースティング行為は規約違反なのか?ですが、ちゃんとした規約違反になります。
「ゴースティング行為は規約違反」と明確に言っているわけではありませんが、ふわっと違反になるよと言っている文があります。
EAの利用規約の「行動規範」にこのようなことが書いてありました。
6. 行動規範
お客様がEAサービスにアクセスし、またはこれを使用するとき、お客様は以下のいかなる行為も行わないものとします:
・他のプレイヤーがEAサービスを利用するのを妨害し、これを停止させる事。この行為には、ゲームプレイの通常の流れを妨害する事、下品または嫌がらせを伴う言葉遣いを使い、虐待的になり、過剰な叫び(すべて大文字)、スパミング、洪水行為、または繰り返しリターンキーを押すこと等を行ってEAサービス内のチャットもしくは会話をする事も含まれます。
・嫌がらせ、脅迫、いじめ、スパム、または再三にわたる迷惑メールの送信、あるいは人種、性、出自、宗教、伝統についての個人攻撃や発言等他のプレイヤーが望まない行為。
・EAサービスの友好的かつ公平、敬意のあるゲーム環境を著しく阻害するような活動に関与する事。
https://tos.ea.com/legalapp/WEBTERMS/US/ja/PC/#section6
以上の規約文を読むとゴースティング行為は規約違反になる行動に値します。
では、ゴースティング行為をするとBANされるのでしょうか。
実際のところBANされているのかは分かりませんが、BAN対象となっています。
また、上で説明しましたがゴースティング行為は立派な営業妨害です。
海外ではゴースティング行為による営業妨害だとして訴訟された件もあります。
配信者がやろうと思えばできてしまうので、アカウントと人生をBANされたくなければしないことをおススメします。
【APEX】ゴースティングを通報する方法について
ゴースティングを通報する方法ですが、@RSPN_HideoutsにDMで報告したらBANしてもらえる可能性があります。
報告するときはゴースティング行為をされた証拠になる動画と、何をされたのかを伝える必要があります。
海外ではゴースティングではなく「ストリームスナイピング(stream sniping)」と言われているので注意してください。
まとめ

今回はゴースティングとは何かや対策、やり方、規約違反でBANされるのかについてご紹介しました。
ゴースティングとは、配信を見ながらその人のことを追いかける迷惑行為のことです。
ゴースティングの対策として
- 配信に遅延を入れる
- サーバーを変更&公開しない
- 配信画面を隠す
- クラン、名前の変更する
- 匿名モードを有効にする
5つのことができます。
ゴースティングのやり方は、配信者の画面を見ながら同じタイミングでマッチをするだけです。
ゴースティング行為は規約違反でBAN対象となっています。
また、ゴースティング行為は営業妨害になるので訴訟される可能性もあります。
私自身、渋谷ハルさんの配信を見ていますがチーターのゴースティング行為がかなりの頻度で行われていて、見ているこっちが悲しくなってきます。
渋谷ハルさんの働きもあって、運営の認識も変わってきているのでゴースティングという迷惑行為を繰り返す輩に、ぜひとも制裁の鉄槌を下してほしいと願っています。