FPSで重要な情報である「音」を細かく聞き分けつつ、フレンドとボイスチャットをするのであればゲーミングヘッドセットがオススメです。
FPSゲームに適しているゲーミングヘッドセットはどんなものなのでしょうか。
今回はFPSでおすすめのゲーミングヘッドセットをご紹介します。
ゲーミングイヤホンについてはコチラでご紹介しています。
ゲーミングヘッドセットを選ぶ時のポイント!

FPS向きのゲーミングヘッドセットを選ぶ際は、以下のポイントを見ていきます。
- 接続方法
- マイク性能
- 装着感と重量
- 「開放型」と「密閉型」
これらのポイントが非常に重要になります。
接続方法
接続方法は
- 有線接続
- 無線接続
の2つがあります。
有線接続はコードの範囲内でしか使えず邪魔になりやすいですが、遅延や接続切れなどのトラブルが発生しないので、正確かつ早い情報が必要なFPSゲームにはとても向いています。
無線接続は遅延が発生する可能性があり、遅延を起こさないような技術を使用しているため高価になりがちです。
ですが、コードがないため付けたまま室内を移動することができることが魅力的です。
マイク性能
ボイスチャットなどをするのであればマイク性能は絶対に見ておきましょう。
欠かせない機能として「ノイズキャンセリング機能」があり、周囲の雑音や息の音など不要な音を取り除いてくれるので、はっきりと声を伝えることができます。
また、マイクを簡単にミュートできるようなスイッチや、上にはね上げるだけでミュートできる機能がついていると便利です。
装着感と重量
長時間ゲームをするのであれば、装着感は大切です。
頭頂部のクッションやイヤーパッドの硬さ、側圧などを基準に決めましょう。
また、首への負担を減らすためにできるだけ重量が軽いものを選びましょう。
首への負担は肩こりにも繋がりますし、重さで不快感を感じて付けるのが嫌になることを避けるためにも、軽いものをできるだけ選びましょう。
「開放型」と「密閉型」
ヘッドセットの種類には「開放型」と「密閉型」があります。
開放型は外側に穴が空いているので、空気の通りが良く蒸れにくいことと、音がこもらないことがメリットです。
ですが、音が外に漏れてしまったり、逆に周囲の音が聞こえるので環境を選びます。
密閉型は遮音性に優れているので、音が漏れないかつ周囲の音も聞こえなくなりゲームに集中することができます。
FPSゲームに向いているヘッドセットは密閉型が多い傾向にあります。
FPSで使えるゲーミングヘッドセットおすすめ5選!

では、FPSにおススメのゲーミングヘッドセットを5つご紹介します。
ご紹介するものは
- Logicool G G433
- SteelSeries Arctis 1
- Razer BlackShark V2 X
- HyperX Cloud Alpha
- EPOS/Sennheiser GSP 601
です。
接続方法は全て遅延のない有線になります。
これらのゲーミングヘッドセットについて詳しく解説していきます。
Logicool G G433
1つ目はLogicool Gが出しているG433です。
接続はUSBと3.5mmの4極なのでPCだけでなくPS4やSwitchでも使うことができます。
PC接続では7.1chサラウンドサウンドになるので、360°全方向の音を聞き分けることができます。
7.1chサラウンドサウンドでなくても音質はかなりいいです。
マイクは単一指向性で、ノイズキャンセリング機能も付いています。
マイクの性能は声がこもることもなく、割ときれいに聞こえるのでこの価格帯では良い方です。
頭の形に沿うようなクッションがありイヤーパッドはメッシュ素材なので通気性に優れています。
装着感も良く、重量も259gと軽量なので長時間のプレイにも向いています。
密閉型ですが、イヤーパッドがメッシュ素材ということもあってそこまで密閉感はありません。
ある程度の密閉感はありつつ、周りの音も聞きたいという方にはおすすめです。
SteelSeries Arctis 1
2つ目はSteelSeriesが出しているArctis 1になります。
接続は3.5mm(4極)のみとなっており、PCだけでなくPS4やSwitchにも使うことができます。
7.1chサラウンドサウンドはありませんが、上位モデルと同じスピーカーを使用しているので音質が下がることはありません。
左のイヤーカップにはマイクのミュートスイッチと、ボリューム調整ダイヤルがついているので簡単にいじることができます。
マイクは双方向性でノイズキャンセリング機能がついています。
ボイスチャットアプリ「Discord」から認証を受けていることもあり、声がクリアに聞こえます。
頭頂部にはPUレザーの中にクッションが入っており、イヤーパッドはメッシュ素材となっています。
側圧は普通より少し強めですが、装着感はよく長時間付けていても問題ありません。
重量も259gと軽量なので、首への負担が少なくなります。
密閉型のヘッドセットですが、イヤーパッドがメッシュ素材なので密閉感があるのか心配でしたが、問題なく密閉感はありました。
Razer BlackShark V2 X
3つ目はRazerが出しているBlackShark V2 Xです。
接続は3.5mm(4極)のみとなっており、PCやPS4、Switchにも使うことができます。
PC接続の時のみ7.1chサラウンドサウンドになります。
左側のイヤーカップに音量調整ダイヤルとミュートスイッチがついているので、簡単に調整することができます。
マイクは単一指向性となっており、ノイズキャンセリング機能もついているので、自分の声のみを拾うようになっています。
マイクの音質は良い方でしたが、口とマイクの距離が近すぎると声が割れてしまうので注意が必要です。
頭頂部にはクッションがあり、弾力がありながらもふかふかしています。
イヤーパッドは肌に触れるところがメッシュ素材で、それ以外は合皮素材になっているので、通気性がありつつ、遮音性もあるようなものになっています。
重量は240gとかなり軽く、持っているだけでもその軽さが分かるほどです。
HyperX Cloud Alpha
4つ目はHyperXが出しているCloud Alphaです。
接続は3.5mm(4極)ででき、PCやPS4、Switchにも使うことができます。
ケーブルにボリューム調整ダイヤルとミュートスイッチがついているので、簡単に切り替えることができます。
マイクは双方向性でノイズキャンセリング機能がついています。
どこから声を拾うことができるのかのマークがついているので分かりやすいのが良いですね。
マイク音質は悪くないですが、音量が少し小さめになっています。
頭のクッションは合皮で中にクッションが入っています。
イヤーカップは合皮なので、遮音性に優れています。
重量は309gと、軽くもなく重くもないといった感じになっています。
軽い部類に比べたらそこまで軽いわけではないですが、長時間付けていても問題はありませんでした。
密閉型でイヤーカップが合皮なので、密閉性が高く音に集中することができます。
EPOS/Sennheiser GSP 601
最後にEPOS/Sennheiserが出しているGSP 601(600)です。
カラーは3色展開されています。
接続は3.5mm(4極)のみで、PCやPS4、Switchにも使うことができます。
イヤーカップの右側に音量調整ダイヤルがついており、回すことで音量調節ができます。
ミュートはマイクを上に「カチッ」と音がするまではね上げることで簡単にミュートできます。
マイクは双方向性でノイズキャンセリング機能がついています。
声が小さくても良く拾ってくれるため、あまり声を上げられない環境でプレイしている方にはいいかもしれません。
頭頂部にはスポンジがついており、イヤーカップは合皮を使用しています。
重量は395gと少し重めになっているので、人によっては長時間つけるのはキツイと感じてしまう重さになっています。
側圧は上の部分で調整が可能なので、弱くすることも強くすることもできます。
密閉型かつ密閉性の高いイヤーカップを使用しているので、ゲーム音だけに集中できます。
定位感も非常に良いので、高級なヘッドセットが欲しい方にはおすすめです。
まとめ

今回はFPSでおすすめのゲーミングヘッドセットをご紹介しました。
FPSゲームに向いていて、Switch、PS4、PS5にも対応しているおすすめのゲーミングヘッドセットは
- Logicool G G433
- SteelSeries Arctis 1
- Razer BlackShark V2 X
- HyperX Cloud Alpha
- EPOS/Sennheiser GSP 601
の5つをご紹介しました。
ヘッドセットをコントローラーや本体に直接接続しても良いのですが、ミックスアンプを通して接続すると更に音質や定位感が上がって別物になります。
ミックスアンプは「ASTRO MixAmp Pro TR」がオススメなので、ヘッドセットの購入を考えている方は、ぜひ視野に入れてみてくださいね。