どうも、ねこたてです。
小さな水泡が手のひらや指の間、足の裏にできてかゆみの症状を伴う汗疱。
異汗性湿疹ともいわれるこの皮膚病は、時に水虫とも間違われることもありますが、水虫とは全く違う皮膚病です。
かゆみを伴う水疱ができることが主ですが、がさがさとして赤みを伴うこともあります。
ただ、水虫や他の感染力のある皮膚病と違い汗疱は他の人にうつすことはないので、その点は気をつかわずに治療に専念することができます。
今回は水疱を伴ってかゆみの症状がでる汗疱について書いていこうと思います。
汗疱の原因があの食べ物にある!?その他の原因は?

汗疱は異汗性湿疹とも言われ、治ってもまたかかるということを繰り返す慢性の皮膚疾患になります。
最初は小さな水泡ができますが、それを放置して増やしてしまうと2,3個の小さな水泡が一つの大きな水泡になり、じくじくとした後、うろこ状のくずが出てくることがあります。
かゆみも伴うため、かきむしることでも症状が悪化することもあります。
足の裏にできた場合、かゆみと痛みも伴い歩くことが辛くなることがあります。
原因ははっきりとはしませんが、
- 多量の汗をかく人
- 肌の弱い人
などがかかりやすい傾向にあります。
また、何かしらのアレルギーの症状としてでることがあります。
汗疱の原因となるアレルギーとして、アトピー性皮膚炎の方がかかりやすいため、金属のアレルギーとして考えられてもいます。
金属の原因として、ニッケルが原因ではないかとも言われています。
ニッケルは食べ物にも含まれていることのある金属のため、食べ物にも注意が必要です。
また、食器用洗剤なども原因と考えられていて、これに直接触れてしまうことにより汗疱を起こすのではないかとも言われています。
金属のニッケルは食べ物に含まれている為、その食べ物を除去することによってよくなることがあります。
では、ニッケルが含まれている食べ物とはなんなのでしょうか。
少量の金属成分が含まれる原因の食べ物としては、
- 豆類
- チョコレート
- ココア
- そば
- 玄米
- 香辛料
などが考えられています。
普段口にしやすい食べ物に含まれていることにびっくりですね。
皮膚科でのアレルギー検査などでアレルギーの原因として出た場合には、金属を含む食品を口にしないことで症状が良くなることがあります。
また、喫煙によって症状が出ることもあるので禁煙をすることで症状が軽くなることがあります。
まとめると、
- 手足に特に汗をかきやすい人
- 金属を含む食品
- 食器用洗剤
- 喫煙
などが汗疱を起こす原因となります。
間違ったケアしてるかも!?汗疱が治らない理由とは

では、汗疱を治すにはどういったケアをすればいいのでしょうか。
原因が判明している場合には、その原因を除去することが近道です。
手足に汗をかきやすい人は、汗をこまめにふくようにし、清潔を保つようにしましょう。
アレルギーが原因と考えられる人は、アレルギーの原因になるものを除去するのが一番です。
手足に汗をかくことが原因の場合ですが、手足を拭いた後に適度に保湿することが大切です。
保湿の際に、保湿剤のべたべた感や保湿が足りないなと思う場合は、保湿した後に布の手袋をすることでより保湿効果がより高まります。
清潔と保湿これが汗疱をおこさないようにするための基本です。
水疱を見るとどうしてもつぶしたくなる衝動にかられてしまったりすることもありますが、水疱はつぶさないようにしましょう。
汗疱は、かゆみを伴うのでかゆみを我慢できずにかきむしりたくなってしまうこともあります。
しかし、かきむしってしまうと悪化の原因になってしまうため絶対にやらないようにしましょう。
月並みになりますが、汗疱は繰り返すことの多い慢性の皮膚炎です。
ひどくなる前にきちんと専門医にかかり治療することが治すための一番の近道になります。
まとめ

ここまで汗疱について書いてきましたがいかがだったでしょうか。
お役に立つことはできましたでしょうか。
- 汗疱は手のひらや手の指の間、足の裏などにできる水疱でかゆみを伴う皮膚病です。
- ひどくなると小さな水泡が2,3個集まり一個の大きな水泡になります。赤みを伴ってががさがさになることがある。その後うろこのようなくずが落ちることがある。
- 原因としては、手や足に汗をかきやすい人、アレルギーを持っている人など、
- 金属のアレルギーの場合食べ物にも含まれている場合があるので注意すること。
- 豆類、そば、チョコレート、ココア、香辛料などに含まれる金属で汗疱になることがある。
- 食器用洗剤などの洗剤類、金属なども原因になる。
- 汗疱は、繰り返すことの多い慢性の皮膚疾患のため清潔と保湿に注意しましょう。
- 汗疱は人にうつすことはないのでうつしてしまうことを気にしないで治療に集中しましょう。
最後に、汗疱にかかってしまう原因を確実に取り除きたい場合は、専門医の元でアレルギー検査を受けてみることも良いでしょう。