指の汗疱を潰すのに針を使うのは正解?増えるってホント?

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健康

どうも、ねこたてです。

 

夏になりよく汗をかく時期になるとできる汗疹。

その中でも特に手足にできるものを「汗疱(異汗性湿疹)」と言います。

 

水疱と呼ばれるブツブツができたりその周りが痒くなったり、皮がむけちゃったりしてちょっと厄介なやつです。

 

それをついつい針で潰したくなってしまいますが、そのやり方は間違っているのでしないでください。

後々後悔することになりますよ。

 

ということで今回はそんな汗疱をどのようにすれば治すことが出来るのか、

そんな汗疱たちを潰してしまってもいいのかをご紹介していきたいと思います!!

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潰れるまで待てない!汗疱の水疱をつぶす方法!

初めにも簡単に説明したとおり、「汗疱」とは

 

  • 手のひら
  • 足の裏
  • 指の間
  • 側面

など、手足の汗をかきやすい場所にできる汗疹のようなものです。

 

ではどうして、またどのようにして汗疹や汗疱ができるのかを簡単に説明したいと思います。

 

汗は「汗管」という所を通って皮膚の表面に分泌されています。

 

しかし、汗が出過ぎると表面の角質層に水分が溜まってしまい、その角質層がふやけて、汗の出口がふさがってしまいます。

 

そうなると、出口がなくなってしまった汗たちは角質層の中に溜まっていきます。

その溜まった汗たちが痒みをおこし角質層を傷つけ、炎症を起こすのです。

 

これが汗疹や汗疱ができるメカニズムです。

他にも原因として

 

  • 自律神経の乱れ
  • ストレス
  • 食器用洗剤・金属などによるアレルギー反応

などが挙げられます。

 

この汗疱ができると、まず手足の皮膚に水疱ができます。

 

そしてその周りが白く濁ったり赤くなったり、痒くなったりして、ブツブツができたり皮がむけたりします。

 

痒くなるだけでも大変なのに、皮がむけたりしますと手がさらにボロボロになってしまいます。

 

そんな状態で汗疱が潰れるまで待つとなりますと、イライラしてしまいますよね!

 

ではどうすれば怪我せず安全に汗疱を治せるのでしょう!?

 

何とこの汗疱は痒みがなかった場合保湿だけで治ってしまう場合があります。

 

しかし痒みが出ていたり、症状が酷い場合はステロイド外用薬が有効です。

 

特に手は皮が分厚かったり薬が落ちやすかったりしますので、強めのものを選ぶと良いです。

 

薬を塗った時のベタつきが気になるという方は綿の手袋を着用すると良いです。

 

しかしゴム手袋や絆創膏は蒸れたりかぶれたりして、より悪化してしまう可能性がありますので絶対につけないようにしてください!

 

また自分だけの判断では病気の正体が間違っている場合があります。

1週間経っても改善されなかったりあるいは悪化してしまった場合は、すぐに皮膚科を受診してください。

 

また汗疱を水虫だと思ってしまい、抗真菌薬を使用してしまうと逆に悪化してしまう可能性があります。

 

逆に水虫に強いステロイド外用薬を使ってしまうことも症状の悪化に繋がります。

 

もし水ぶくれができてしまった時には、痒みがなく症状が軽くても汗疱でない病気である可能性があります。

 

なので、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

 

汗疱を潰すとどうなる!?増えるって本当?

汗疱の痒みとブツブツにイライラしてしまい、ついつい汗疱を潰してしまいます。

 

これはブツブツに刺激を与えてしまい炎症が広がってしまったりして、悪化してしまう可能性があるので絶対にしてはいけません!!

 

もちろん針を使うのもご法度です!

あの「プチっ」という感覚が癖になってしまうこともありますが、自分のお肌を守るために潰さず気長に治るのを待ちましょう。

 

しかしそんなに気長に待っているとほかのところに移って、どんどん増えてしまうのではないかと心配になる方もいるのではないかと思います。

 

でも大丈夫です!

汗疱は潰した時にネバッとする水のようなものは出ますが、ウイルス性の病気ではありません。

 

なので、放っておいても増殖するということはありません。

 

放っておいても大丈夫となるとゆっくり安心して治すことに専念出来ますね!

 

まとめ

今回は

 

  • 汗疱について
  • 汗疱のメカニズム、
  • 汗疱の治し方
  • 汗疱ができた時の注意点

について書きました。

 

実は私も学生時代に汗疱に悩まされていました。

私の場合は季節に関係なく、気づいたら汗疱ができていました。

 

特に指の側面や酷い時には手のひらにまで汗疱ができていて、人に気持ち悪がられるのではないかととても気にしていたことを覚えています。

 

やはりブツブツが気持ち悪くてよく潰してしまっていたのですが、

そうするとネバっとした水のようなものが出てきたり、

痛かゆくなったりしてとてもイライラしたことを覚えています。

 

今回このように汗疱ができるメカニズムやブツブツを潰しては行けない理由を初めて知りました。

 

やっちゃいけない事をやっていたのか!と驚きましたし、あの頃に知っていたらな…と思いました。

 

この記事によってかつての私のように、汗疱の痒みやブツブツに悩まされている方の悩みを解決する参考になれば良いなと思います。

 

最近はとても暑い日が続き汗をかくことがとても多いのです。

 

自分の手足の肌を守るためにこまめに手を洗ったり、汗を拭いたりして手を清潔に保ち、汗疹や汗疱の対策をしっかりしていきましょう!!

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