高音質でのボイスチャットや配信に使用するのがコンデンサーマイクですよね。
私は配信はしませんが、ボイスチャットを良くしています。
今まではヘッドセットでしていましたが、長時間付けると頭が痛くなって集中できなくなるのでコンデンサーマイクを探していました。
そんな中で辿り着いたのがHyperX SoloCastです!
初めてのコンデンサーマイクだったんですが、価格の割に性能や使い勝手が良すぎて大満足でした!
ということで、今回はHyperX SoloCastを選んだ理由から実際に使ってみた感想、良いところや悪いところまで詳しくご紹介していきます。
コンデンサーマイクを探している方やHyperX SoloCastを購入するか迷っている方はぜひ参考にしてください。
HyperX SoloCastを選んだ理由について

たくさんのコンデンサーマイクがあって悩んだんですが、最終的に購入したのはHyperXが出している「SoloCast」です。
HyperX SoloCastを選んだ理由ですが
- 価格が1万円以下
- マイクアームに取り付け可能
- ミュートボタンがある
- 単指向性
- 2年の保証付き
- PS4/5でも使える
- 評価が高い
というところが決め手でした。
評価ですが、Amazonで評価数755個の☆4.6(2021年5月20日の時点)とかなりの高評価だったので、買うしかないと思いました。
他にも、これより値段が安くて評価も同じくらいのものがあったんですが、口コミに気になる評価がチラホラあったので結局はこれにしました。
そういった部分があるので、選ぶ際は気を付けた方が良さそうです。
HyperX SoloCastの紹介
在庫が切れていたのか、届くまで1週間ほどかかってしまいましたが無事届きました。

箱を持っただけでも分かったのが軽さですね。
箱の大きさが小さいということもありますが、それだけ本体が軽いんだなと感じました。
開けてみるとこのような内装でした。

めちゃくちゃ簡単な内装ですが、一応落としても大丈夫なような作りにはなっています。
1万円を切っているのもパッケージのコストをできる限り削って、本体に力を入れて作ったことが分かりますね。
付属品はUSBケーブル(Type-C)、説明書です。
USBケーブルは全長約2mとなっているので、デスク周りにPCがあればどんな環境でも接続できますね。
説明書は日本語での説明もあるので安心ですね。

ちゃっちい感じがしていますが、凹凸のところでちゃんと蓋で固定されているのでがたつきはなかったですね。
蓋を外すのに少し力がいるので、開ける時は注意。

見えるのはマイク本体とスタンドですね。
マイクアームが無くても使うことができるのは〇。
実際に付属していたマイクスタンドを使って置いてみました。
この状態で高さが約16cm、幅が約7cmなので全くスペースを取りません。
軽かったのに意外とちゃんと安定していますし、スタンドの足裏には滑り止めがあるので、滑ることもありません。

また、マイクスタンドが意外と優秀で、↑の写真では上に45度上げています。
さらに横にも45度、90度と傾けることができます。
それぞれの環境に合わせてマイクの位置を調整できるのは良いですよね。
指向性は単一指向性(カーディオイド)ですが、傾けてもしっかり拾ってくれます。


マイクアームの内側はこのようになっています。
ぼこっとなっているところが硬いゴム?のようになっているので、ショックマウントやマイクを傷つけないような役割があると思いました。

マイク本体にUSBケーブルを繋いでみます。
繋ぐところは後ろにありました。
そんな簡単には外れないくらいの固さでしっかり繋げることができます。

繋げるとLEDが赤く光りました。
マイクの上部にはミュートボタンというかスイッチがあり、ここをタップするとミュートになりLEDが点滅しました。
今の状態がミュートなのかそうじゃないのかが一目瞭然なので分かりやすいのは良いですね。

マイクアームにも取り付けができるように、3/8規格と5/8規格のネジに対応しています。

HyperX SoloCastは以上のようなものになっています。
使う前から評価が高かったこともあって、結構使えそうな雰囲気が合ったのでかなり期待できました。
HyperX SoloCastを実際に使ってみた感想
HyperX SoloCastを実際に1か月程使ってみました。
最初はこのような感じで使っていました。

口元から約35cm離れている状態なんですが、これだけ離れていてもちゃんと声を拾ってくれるほど音を拾いやすいことに驚きました。
音の拾いやすさも良いですし、相手に届く音質もかなりいいみたいです。
Discordを使って複数の人に今の音質がどうなのかを聞いてみましたところ、全員が音質が良いと答えてくれました。
私の使い方は一方向からしか声が入らないようにしたいので、単指向性が合っています。
そしてHyperX SoloCastは単一指向性しかないため、使い方にベストマッチでした。
ただ、使っていると問題が出てきました。
コンデンサーマイクの良いところであり、悪いところである集音性の高さが良すぎて、キーボードを音を良く拾ってしまいます。
これはキーボードとマウスが近いから仕方ないと思って離したりしてみましたが、どうしても拾ってしまいますね。
私が使っているキーボードが「LogicoolG PRO X」の青軸なので、打鍵音が大きいという問題もあります。
じゃあ、マウスのクリック音はどうなのかというとこれも拾ってしまいます。
拾わないようにするためにはマイクの後ろ側で約40cm、マイクの前側の場合は50cm以上は離れていないと拾ってしまいますね。
また、付属していたマイクスタンドに付けて使っていましたが、マイクの位置を上にしたかったのでマイクアームを別途購入しました。

マイクアームにポップガードが付属していたので、こちらも付けてみました。

使っていくうちに問題は出てきましたが、HyperX SoloCastを購入したことで
- マイクの音質が圧倒的に良くなった
- ヘッドセットを使わなくてよくなった
- 息がかかることを気にする必要がなくなった
- ボイスチャットをもっと使っていこうと思った
ということが起こりました。
以前使っていたヘッドセットのマイク音質は十分良かったんですが、それよりもかなり良くなりました。
重さもそこまで重くはなかったんですが、それでも2時間が限界だったので重さから解放されてすごく楽ですね。
また、ヘッドセットのマイクは口との距離が近いのでよく息が入ってしまっていたんですが、それも無くなりました。
ヘッドセットを使ってボイスチャットをしていた時の悩みが一気に解決できてボイスチャットのモチベーションが上がったのは言うまでもないです。
初めてのコンデンサーマイクでしたが、ずっとこれで良いと思うことができるほど満足しています。
HyperX SoloCastのメリット・デメリット
HyperX SoloCastを使ってみて感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
HyperX SoloCastのメリット
- 安いのに高品質
- 離れていても声を拾ってくれる
- 設置が簡単
- ミュートが簡単
- マイクアームにも対応している
まずはメリットについてです。
やはり価格が1万を超えていないのに、1万円以上のコンデンサーマイクと比べても劣らないくらい品質が高いのでコスパが非常に良いです。
1万円以下でここまで品質のいいコンデンサーマイクを出しても良いのか?というレベルです。
設置も付属のマイクスタンドに付けてPCやPS4/5に繋ぐだけと設置が簡単で、声も少し離れていても拾ってくる所も嬉しいですね。
とはいえ、この集音性の高さが悪いところに繋がってはいるのですが…。
別途のマイクアームを購入して、取り付けられるところも設置方法の幅が広がって自分の環境に合わせられるのも良いところ!
自分の好きなところにマイクを置きたいのであれば、マイクアームはあった方が良さそうです。
HyperX SoloCastのデメリット

- 環境音を拾いやすい
- 付属のマイクスタンドだと振動を拾ってしまう
- 単一指向性しかない
- ミュートした時に「プツッ」と音が入る
次にデメリットです。
集音性の高さが良いところではありますが、キーボードやマウスといった環境音も拾ってしまうほどです。
口コミで集音性の高さは見受けられましたが、まさかここまで良いとは思っていませんでした(笑)
距離が離れているにもかかわらず、前でも後でも音を拾ってしまうほど良いのです。
なので、キーボードマウスをよく使うのであれば静音性に優れたキーボードとマウスを用意する必要ありです。
マイクの集音性をチェックしていた時に気づいたのが、キーボードを叩く振動がマイクに入ってしまっていたことです。
こういったデスクに置くタイプのマイクスタンドは、振動を拾わないような作りになっていますが、十分カットできていないのか拾ってしまっていました。
なので、私の場合は振動を無くすためにマイクアームを別途で購入することとなりました。
購入したマイクアームはLuling Arts マイクアームです。
値段は安いですが、意外と丈夫で使い勝手が良いですしポップガードも付いているのでオススメです。
また、私の場合は使い方が1つしかないので良いのですが単一指向性しか機能がありません。
ほとんどの人が単一指向性で使う予定かもしれませんが、無指向性や双指向性でも使いたいという人にはあまり向きません。
最後にミュートした時に「プツッ」という音が入ります。
これはほとんどのマイクでもミュートをする時は入ってしまうので仕方がないかもしれません。
気にならないかもしれませんが、私はちょっと気になったのでデメリットにしました。
相手が何も思わない人であれば問題はないと思います。
以上がHyperX SoloCastのメリットとデメリットです。
デメリットもままありますが、総合的に見て1万円以下でこれだけ性能が高ければ、かなり満足できる商品だと思いました。
HyperX SoloCastをおススメしたい人

私が購入して実際に使ってみて、HyperX SoloCastをおススメしたいと思う人はこのような人たちです。
- 高音質のマイクでボイスチャットしたい人
- ヘッドセットを使うのが苦痛な人
- 動画配信で使いたい人
- マイクアームを取り付けられるスペースがある人
コンデンサーマイクは音を拾いやすく、音質もいいものが多いですがHyperX SoloCastはその中でも格段に高音質なマイクになっています。
今使っているマイクの音質が良くなくてボイスチャット相手からの評判が良くないという人におススメします。
またヘッドセットを使ってボイスチャットをしているけど、長時間付けていると首や肩が痛くなって苦痛な人にも使って欲しいです。
私はこの悩みを解決するためにHyperX SoloCastを購入して、イヤホンになったことで悩みを解決することができました。
なので、同じようにヘッドセットを付けるのが苦痛な人にはおススメです。
あとは動画配信などで使うことができるマイクを探している人にもいいんじゃないかなと思います。
この場合はHyperX SoloCastだけでなく、オーディオインターフェースが別途で必要になってきますが、性能・使い勝手ともに配信でも十分に使うことができますね。
HyperX SoloCastにはマイクスタンドが付属していますが、デスクの振動を拾ってしまうため、環境によってはそのままだと使いにくいです。
そのためにマイクアームを付ける必要があるのですが、マイクアームを取り付けられるスペースを確保できない人にはおススメできません。
とはいえ、デスクに固定するための金具のスペース(15×15×15)さえ確保できれば、アームの方で位置は調節できるものが多いので、そこまで難しいことではない気がします。
HyperX SoloCastを買うなら?
HyperX SoloCastは家電製品ですが、店舗で売られていることは少ないのでネットショップからの購入がおススメです。
私の場合はAmazonから購入しました。
Amazonだけでなく、楽天市場やヤフーショッピングでも取り扱いがあるようです。
価格で見ると、Amazonが今のところ一番安いですね。
ですが、それぞれセールやクーポン、ポイントがあるので普段利用しているサイトから購入するのが良いと思います!
まとめ
今回はHyperX SoloCastについてご紹介・レビューをしました。
せっかくのコンデンサーマイクなので、できるだけ高音質で性能が良いものを選びたいですよね。
HyperX SoloCastはコンデンサーマイクの中でも低価格なのに高音質なので、音質を重視している人には満足できると思いますよ。
特にヘッドセットの苦痛でコンデンサーマイクを探している人には使って欲しいと思います。
イヤホン+HyperX SoloCastの組み合わせで首や肩の痛みが無くなったのは本当に嬉しい!
痛みを気にすることなくゲームに集中できるって快適です!
ぜひこのブログのことを参考に最適なコンデンサーマイクを探してみてください。
HyperX SoloCastを買おうか迷っている人の参考になれば幸いです!