開口神社の八朔祭2020の日程は?場所や混雑具合・見どころについて解説!

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場所

開口(あぐち)神社は、大阪堺市にある神社で、地元の人には「大寺さん」と呼ばれ親しまれています。

 

安産祈願や神前式を行う場所としても人気の神社ですが、毎年9月中旬になると八朔祭が開催されることも有名です。

 

八朔祭は開口神社では最大のお祭りとなり、堺最古といわれるふとん太鼓が担ぎ出されて宮入します。

 

見どころは300年以上歴史がある渡御(とぎょ)で、南旅籠(みなみはたご)町西にある芦原御旅所まで巡行します。

 

2020年の日程は9月11日(金)から13日(日)で、

 

  • 例大祭は12日(土)の10時から
  • 渡御は14時から
  • 田実神事は13日(日)10時から

となります。

 

さらに今年は最終日の13日の14時30分から

「さかい利昌の荘」という場所で、「ふとん太鼓講演会」が開かれるようです。

 

先着順で30名、費用は無料、9月10日(木)が申し込み締め切りです。

 

会場も開口神社の近くにあり、ふとん太鼓を身近に感じることのできる講演会とのことで、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

 

そんな開口神社の場所と連絡先は下記の通りです。

・所在地

大阪府堺市堺区甲斐町2丁1-29

 

TEL:072-221-0171(9時から17時)

FAX:072-223-9512

 

開口神社に駐車場はありますが、利用は参拝者のみとなっているため、お祭りに訪れる人は利用できません。

 

周辺にコインパーキングは多数あるものの、当日は毎年かなり混雑するので、できれば公共交通機関を使う事をおすすめします。

 

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開口神社の八朔祭の場所はどこ?行き方や混雑具合について解説!

堺にある開口神社は、大阪市内からでも気軽に行けるアクセスの良さです。

電車やバスの場合

電車は、なんば駅から出ている

 

  • 南海本線
  • 南海高野線

を利用することができます。

 

  • 南海本線の場合、なんば駅から15分ほど乗り「堺駅」で下車して徒歩で約10分。
  • 南海高野線の場合もなんば駅から約15分、「堺東駅」で下車したあと、徒歩で15分ほど。

どちらの駅からも、「歩くのはちょっとしんどいな」という場合はバスも出ています。

 

南海シャトルバスに乗り、「大寺北門山之口前」で下車し徒歩3分。

 

またJR阪和線を使う場合は、天王寺駅から「堺市駅」まで乗り、快速では10分弱、各停でも20分ほどで到着します。

 

そこからは、南海バスで堺駅方面に向かい、「大寺南門山之口前」で下車し徒歩3分です。

阪堺線(路面電車)の場合

天王寺駅からは阪堺線も出ており、そちらを使うと、神社に近い停留所があり便利です。

 

阪堺線「天王寺駅前」から30分ほど乗り、「大小路駅」または「宿院駅」で下車し徒歩5分ほど。

 

路面電車なので、信号待ちなどでもう少し時間がかかる場合も多々あり、余裕をもって利用するようにしてください。

 

開口神社の八朔祭は毎年多くの観光客でにぎわい、公共交通機関や道路もわりと混雑します。

 

特にバスの場合は、時間通りに進まないことも結構あるので、必ず早めに乗って時間に余裕を持つようにしましょう。

 

開口神社の八朔祭は見どころ満載!?

開口神社の八朔祭は、1375年と1484年に行われたという記録が残っているため、すでに600年以上前の歴史があるとされています。

 

もともとは旧暦の8月1日に、豊作や豊漁に感謝するお祭りとして誕生しましたが、明治の改暦により、9月12日前後となりました。

 

大阪泉州地方で最初の秋祭りである八朔祭には見どころが満載ですが、やっぱり一番の注目は「ふとん太鼓」でしょう。

 

これは西日本各地に存在するおみこしの一つであり、高さ約4メートルにおよそ3トンの重さ、朱色の5枚重ねの座布団に、数本の房がついているのが特徴です。

 

堺はふとん太鼓の発祥の地でもあるので、歴史や迫力の面から言っても、堺で見るのがおすすめです。

 

ふとん太鼓4台それぞれを、約60人の男性たちによって担ぎ上げられ、乗り子と呼ばれる少年たちが乗り込み、太鼓をたたいて歌います。

 

その太鼓の音に合わせ、4つ房、8つ房の12本の房が揺れる様子は圧巻です。

 

このふとん太鼓をいかに迫力があり、美しく見せるかというのは、みこしをかつぐ人々の手腕にかかるので、そのあたりも見どころですね。

 

さらに色鮮やかな衣装や、乗り子たちのかわいらしい姿も必見です。

 

またすべてのふとん太鼓が宮入りしたあとに舞う紙吹雪と、その場の熱気あふれる雰囲気は何ともいえません。

 

休憩中には4台それぞれ異なるふとん太鼓の装飾品や彫り物、刺しゅうなどを間近で見ることもでき、角度を変えながら楽しむこともできたりします。

 

ここで使われるふとん太鼓は堺型といわれるものです。

 

全体の彫り物は花鳥物が多く籠彫となっており、ふとんの厚みが下から上に順に厚くなっているのが特徴です。

 

近くで見ることができたら、ぜひ確認してみてください。

 

さらに八朔祭では秋祭りらしく出店がたくさん出ており、

 

  • ベビーカステラ
  • からあげ
  • サイダー
  • オレンジジュース
  • ビール

なども置いてあります。

 

出店では乗り子の衣装を着た子どもたちも、くじ引きやヨーヨーすくいなどで遊んでいる姿も見かけます。

 

まとめ

八朔祭が行われる9月半ばは、まだまだ気温も高く暑さを感じる季節ですが、このふとん太鼓の音を聞くと「もう秋が来たんだな」と感じます。

 

ちなみに開口神社は八朔祭りも有名ですが、与謝野晶子の生家跡が近くにあり、子どもの頃はこの神社でよく遊んだというゆかりの場所でもあります。

 

そのため境内には与謝野晶子の歌碑もあるので、ぜひチェックしてみてください。

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