どうも、ねこたてです。
普段は観光スポット、災害発生時は避難施設になる公園が存在するのはご存じですか?
山口県防府市の三田尻中関港に新たに誕生した公園、その名も『新築地町防災公園』。
「メバル公園」と呼ばれているところですね。
こちらの公園では、普段は子供たちが思いっきり楽しめる公園の大型遊具が避難シェルターになるのです!
災害時には大型遊具の下部をシートでを覆うと、約100人が収容できる避難シェルターに変身すると言うのだから驚き!
子供たちの遊び場と日常に起こりうる災害の避難場所とを融合させているなんとも珍しい公園なのです!
公園の名前も『防災公園』と付いていることから印象に残りやすく、防災意識向上にも一役買ってくれそうですよね。
災害大国と言われる日本において、これからどんどん増えるべき施設ではないでしょうか?!
もちろん観光スポットとしてもとっても魅力的!
一般利用開始は11月初旬とのことなので待ち遠しいばかりですね!
『新築地町防災公園』には隠れた防災機能がいっぱい?!

新築地町防災公園は普段はとにかく楽しく遊べそうな遊具たくさんの公園。
ですが、実はたくさんの隠れた防災機能があるのです!
まずは先ほどもご紹介致しましたアカメバルの巨大遊具。
テントを張り巡らせることで、防災時に100人も収容できるシェルターに変身するという秘密が隠されていました。
ですが新築地町防災公園、まだまだこんなものでは御座いません!!
周辺にある屋根付きの休憩スペース。
普段は陰になる場所なので、遊んでいる子供たちを親が見守るのにもってこいのスペースなのです。
なんとこちらもカーテンを降ろせばシェルターに早変わり!
雨風がしのげる場所の確保はここでも考えられていたのです。
さらに驚きなのが、幼児が乗って遊ぶ列車型の遊具!
実はこの遊具、分割させることができます。
災害時は資材などを運搬する為の手押し車として使えるよう変身させられるのです。
1つ1つの遊具がこんなにも考えて作られていることが驚きですよね。
他にも太陽光で蓄電するしくみの照明灯にはUSB充電器なども設けているのだとか。
細部まで災害時に役立つように設計されており感心します。
子供たちを遊ばせるために連れていくという目的だけではなく、大人にとってもいい社会見学ができそうですよね。
家族で訪れれば、お家で防災について改めて話す機会も出来そうですし、防災意識向上に繋がること間違いなしです。
子供たちが真剣に災害発生時の行動について考える事の出来る貴重な場所となりそうですね。
『新築地町防災公園』周辺も魅力的なスポットが盛りだくさん!

『新築地町防災公園』は普段は観光スポットとして家族で楽しめる場所となる予定!
そうなれば周辺の施設や観光スポットも気になっちゃいますよね!
という訳でオススメの観光スポットをご紹介致します!
道の駅『潮彩市場防府』
まずは新築地町防災公園に隣接している道の駅『潮彩市場防府』。
こちらでは地元で水揚げされた鮮魚や練り物などの販売が人気!
その販売方法も人気の理由の一つ。
昔懐かしい対面方式での販売が行われていて、この市場の雰囲気を味わうだけでも楽しい時間が過ごせます。
炭火焼で魚介類をいただくことができ、とにかく旬のお魚が美味しい場所なのです。
防府を訪れた際は是非美味しいお魚を堪能してみてくださいね。
防府天満宮
防府といえば防府天満宮は外せません!
日本三天神のひとつに数えられる、日本で最初に創設された天満宮がここ『防府天満宮』なのです。
その多くの建造物は、
- 国の登録有形文化財
- 県の有形文化財
- 県の史跡
などに指定されており、防府天満宮の最大の見どころ。
さらに国の登録有形文化財である春風楼(しゅんぷうろう)から望む景色は絶景!
防府市の町並みが一望でき、四季折々の景色が堪能出来ます。
大平山山頂公園
家族で観光に行くなら『大平山山頂公園』もおすすめ。
防府市の最高峰、標高631mの大平山の山頂にある展望公園です。
ここからは瀬戸内海に浮かぶ島々が一望でき、素晴らしい景色を楽しみながら、芝生広場でのんびり過ごせます。
山の傾斜を利用して作られたアスレチックや、人工芝スキーなど子供向けの遊べるスポットもあり子供達も大はしゃぎ間違いなしです!
大人も子供も一緒に楽しめる場所ですよ。
まとめ

全国的にも例がないと言われている公園、新築地町防災公園。
ここがモデルとなり全国各地にこうした公園がたくさんできてくれるといいですよね。
日頃から子供たちと遊ぶ場所で、災害発生時の行動について改めて考える時間を持てるというのはとてもありがたいことです。
是非一度、防府市へ足を運んでみてはいかがでしょうか?!
素敵な場所がたくさんありますよ!