どうも、ねこたてです。
2020年4月に「GoToキャンペーン」の実施が閣議決定されました。
GoToキャンペーンの実施は2020年7月22日から始まります。
元々は2020年8月の上旬を予定していたはずですが、前倒しとなりこの日に実施を開始することとなりました。
そもそも、なぜ「GoToキャンペーン」というものを実施することになったのか。
一番の要因は「新型コロナウイルスで国内・海外旅行をする人が激減したから」です。
日本国内から海外もそうですが、海外から日本国内に来る外国人旅行者がもたらす利益も日本にとっては重要でした。
これによって、JTBやJAL、ANAなどの旅行会社、賑わっていた観光地や商店街が大ダメージを受けます。
このダメージを受けて、観光地や商店街の活性化に繋げるために政府は旅行を促進する「GoToキャンペーン」を実施することとなったのです。
ですが、ここで疑問が出てきます。
- 「そもそも、今のご時世に旅行をすることが良いことなのか?」
- 「ただ単にリスクが増えるだけではないのか?」
- 「ただでさえ病院は限界なのにさらに負担を増やすだけでは?」
ということですよね。
なので、「GoToキャンペーンは中止するべきだ」という声も多数上がっています。
果たして、この「GoToキャンペーン」は中止するべきなのでしょうか。
私個人からは「中止にしなくてもいい。が、外出するなら対策は絶対にしろ」というのが私の意見です。
理由は後から書いていきます。
では「GoToキャンペーン」をするメリットや今の現状についてここからは説明していきたいと思います。
GoToキャンペーンの詳細を見て思ったメリット

国土交通省が出した「GoToキャンペーン」の概要について見てみました。
どういうことが得られるのかまとめると
- 旅行業者を経由して旅行した人は1人につき最大2万円を与える
- 飲食予約サイトで予約し、来店した人は1人につき最大1,000円を与える
- 2割相当分のプレミアム食品券を与える
- イベントやエンタメのチケットに使用した代金の2割相当分を割引
というメリットが挙げられました。
主に料金の割引がメリットとなっているので、外出ができなかった人達が旅行や外食をするためのきっかけになりますね。
新型コロナウイルスの影響を受けて、閉園したテーマパークも再開されているので、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
GoToキャンペーンは中止するべき?どうするのが正解なのか考察

とはいえ、まだまだ外出するにはリスクが伴う現状。
「旅行なんてするべきじゃない」と言う方も多いです。
SNSでの意見を見てみると
GOTOで田舎に旅行中に熱出したら、「東京から来たんですが…」って行った時点で見てくれる病院ほとんどないかもな。大人子供関係なく。
— Tom (@tomtom_tom3) July 14, 2020
はっきり言おうよ。
— 毒太郎 (@doqtaro) July 14, 2020
GoToキャンペーンなんて、政府とそのお仲間が、またいつものように十億、百億レベルの金を中抜きしたいがために、やってるだけでしょう
コロナ第2はがヤバいヤバいと言って、東京も感染者爆発して、地方は豪雨で災害なのに「旅行」って鬼畜な言い訳だよね?
「GoToキャンペーンを中止してください」とかいうハッシュタグがあるようだけど、
— 🔥FIREBIRD🦅[アベ政治を許す] (@FIREBIRD_1090) July 13, 2020
旅行するのがコワイなら、キャンペーンに乗らなければよいよw
そして、ツイッターでそんな意味不明な運動を展開したところで、リアルには何ら影響はない。東京都知事選挙でもそれは証明されている。
そうだよ、東京在住者が旅行に行くこと前提にして議論したがるから、おかしなことになってるだけだよ。地元の人がいったらいいし、感染者の少ない地域同士でいったらいいんだよ。頭からGoToキャンペーンは全部ダメ、みたいなこと決めつけて話すから見てるこっちは変な気持ちになるんだわ。>RT
— Lilalicht_8 (@Lilalicht_8) July 14, 2020
山形・宮城・福島・青森県がGoToキャンペーンに文句言ってるのみて、
— 朝倉日記 (@Asakuranikki) July 14, 2020
私が観光に行くなら、超人気観光地の北海道や京都、沖縄みたいな所に行くからそんなに心配しなくて良いよ。って思ってしまった。偏見だけど、京都旅行に行ったら『わざわざ東京から来てくれてありがとう』って歓迎されると思うし。
GoToを突然中止にすると、色々準備していた観光業界にさらに打撃を与える事になるのでは?
— jishito (@jishito39) July 14, 2020
ただ旅行に行って感染したり、させたりすると当人がおもいっきり叩かれるでしょうけど。
中止してもキャンセル料掛かるし。
政府はこういう事だけは早いからズレてると言われる。#gotoキャンペーン中止 pic.twitter.com/MTyGuKOb2u
GoToトラベルとかなんとかで勝手に政府が盛り上がってますけど、今度の4連休時点で具体的に旅行の予定組んでます!って人、そもそもそんなにいないと思うんだが…このご時世だし、来られる側に課せられた義務もキッツいし、こっちもリスク背負いたくないし…#GoToキャンペーンを中止してください
— ⚡カイロ蓮⚡ (@CAPTAIN_X_RAY) July 14, 2020
国はみなさん出かけてください。とか言ってるけど。
— PTX (@ptx_inf) July 14, 2020
医療従事者の病院からのお達し一般のひと知らんやろ?
①多人数での飲食禁止。多人数=2人以上
②旅行等他都道府県への移動禁止
③カラオケ禁止
④休憩室での対面禁止
拷問…#新型コロナ #GoToキャンペーンを中止してください #GoTo
というように、中止の声もありますが、やってもいいという声もあります。
「GoToキャンペーンは中止にするべきか?」と問われたら、私は中止にしなくてもいいと思います。
旅行するかしないかは個人の自由ですし、リスクを負うのも個人の自由です。
誰にも止める権利はありません。
こんなご時世に行きたくないのであれば、外出をしなくても楽しめることを模索する。
旅行に行きたいのであれば、マスクや手洗いうがいを欠かさないなどの対策を絶対に怠らないこと。
これらができるのであれば外出してもいいかと思います。
ただ、何があっても自己責任ですが。
そもそも、政府は延期することは考えていないようですし、なら中止することもよほどのことがない限りはないのではないでしょうか。
それなら、今までと同じように個人や団体が対策をすることが重要になってきます。
ただ、今の医療現場の状況を見ると考えさせられますよね。
さっき知ったんですが、千葉県の船橋二和病院の労組がストライキをしたみたいですね
— イソジン🍆 (@beautygal_wa) July 12, 2020
昨冬ボーナスが過去最低の1.0ヶ月で、春までに70人が退職
残った職員でコロナの対応も含めて必死に働いたのに、夏のボーナスは過去最低更新の0.9ヶ月
国が何らかの補償をしないと、他の病院でもストが起きると思う pic.twitter.com/YHSzqNxSja
今日千葉県内の病院労組がストライキをしました。東京女子医大の看護師400人退職問題と同じ状況のスト。コロナ対応の最前線の医療機関が赤字になりそのつけを医療労働者に回して危機を乗り切ろうとしていること、ふざけんな!です。そもそも医療は儲ける産業というのが大間違い。日本でもスト始まった
— 解放医療労働者 (@cICPzrzue86P3A6) July 10, 2020
東京女子医大看護師400人の退職希望に続き、船橋二和病院労組がついにストライキを敢行した。命懸けで働いたのに何たる低い報酬かということである。どんどんやって政府に見せつけるがいい。病院は命の砦なのに、彼らが不遇では安心して入院できないからだ。おい西村、赤羽、GoToのカネを病院に回せ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) July 13, 2020
ボーナスゼロの東京女子医大で400人もの看護師が退職を希望したのに続き、今度は船橋二和病院でストライキが行われた事からも分かるように、もう今の段階で病院は悲鳴を上げている状態。
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) July 13, 2020
にも関わらずGoToキャンペーンで旅行を勧めて、更に感染拡大を促す政府は全国の病院を倒産させる気か。
東京女子医大はボーナス削減で看護師さん大量退職。船橋二和病院はストライキ決行。コロナ禍は病院経営を危機に。政府はGO TOキャンペーンを開始。熊本水害にボランティアの出足が悪いと担当大臣。安倍政権はそもそも「現実認識」ができないから「歴史修正主義」に走る。おかげで日本中ボロボロ。
— 中沢けい (@kei_nakazawa) July 12, 2020
ただでさえ忙しい、人でが足りないでパンク寸前の医療現場です。
それなのに見合った給料がもらえないせいで大勢の退職者やストライキが起きてしまっては、医療現場が崩壊するのも時間の問題です。
これ以上病院への負担を増やさないことを考えると、外出しない方が良いのは誰でも分かりますよね。
ここをどうするかが政府の課題であり、早急に対処してほしいところですね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
正直、今回の「GoToキャンペーン」は前倒ししてまでやるべきものではないと初めは思いました。
ですが、「延期することはない」と言っているのを見て、「じゃあ中止されることもないな」と分からされました。
結局は今まで通り、ということですね。
ただ、今まで通りに対策をしていても少なからず感染者はいたので、「GoToキャンペーン」が原因でさらに増えることは必然。
医療崩壊への道をたどっていることは間違いないでしょう。
そうならないためにも、外出は今でも控えるべきですね。