どうも、ねこたてです。
お天気のいい日に、子供とちょっと散歩しただけで、子供が日焼けをして湿疹が出てしまったことはありませんか?
乳幼児期の子供はお肌がとってもデリケート。
「少し散歩するくらいだし、真夏でもないし、日焼け止めは塗らなくてもいいかな?」
と、安易に考えて出かけたら、大変なことになってしまうかもしれません。
子供の肌トラブルの一つに、「紫外線アレルギー」というものがあります。
これは、正式には「日光過敏症」といい、日光に含まれる紫外線に対して、肌がアレルギー反応を起こしてしまう症状のことをいいます。
もし、少し日にあたっただけで、子供の皮膚に湿疹がでたら、「日光過敏症」の可能性も考えられますので、かかりつけの病院を受診することをおすすめします。
また、過敏症とまではいかなくても、紫外線に弱い肌の子供もいます。
肌が敏感な子は、
- 日焼けでかゆみや痛みを感じる
- 湿疹のようになってしまう
- ひどいときにはミミズ腫れになってしまう
などの場合もありますので、紫外線対策は油断せずきちんとするようにしましょう。
今回は、幼児の皮膚の湿疹などについて書きたいと思います。
幼児の皮膚に湿疹が!食べ物?日光?原因を正しく知ろう!

幼いわが子の皮膚に湿疹がでてしまったら、びっくりして心配になりますよね。
そんな時は慌てず、原因を正しく知ってから対処するようにしましょう。
●日光が原因の湿疹の場合
ある時期に突然発症し、日光が当たった部分の皮膚にだけ湿疹が出ることがあります。
その湿疹は、日光が原因の可能性があります。
この場合、日光を浴びた皮膚は強いかゆみを伴うことが多いです。
予防方法としては、太陽光線に直接当たらないようにすることが一番です。
いくら日焼け止めを塗っていようが、肌が敏感な子は日焼けをして湿疹などの症状がでてしまうでしょう。
日光が強い季節、
- 強い時間帯には外出しない、
- 暑くても必ず長袖を着る、
- 帽子をかぶる
などといった方法で、日光を避ける工夫をするようにしてください。
●食べ物が原因の湿疹の場合
乳幼児が初めての食べ物を口にした後に、顔や体にぽつぽつとした湿疹が出た場合、食べ物が原因の湿疹の可能性があります。
最近では、食物アレルギーがある子が非常に増えており、初めての食べ物を食べさせるときは、注意が必要です。
食べ物を食べて大体2時間以内(多くは食べた直後から30分間)に皮膚の症状に加え、
- 粘膜
- 消化器
- 呼吸器
等に症状が現れるのが、食物アレルギーです。
食べた後に、のどがイガイガして元気がなくなって、その後嘔吐した場合などは注意が必要です。
アナフィラキシーという重い症状がでて、命に危険が及ぶこともある恐ろしい食物アレルギー。
湿疹の他に、嘔吐や息苦しそうな症状があった場合は、すぐにかかりつけ医院を受診するようにしてください。
予防としては、初めてのものを食べさせるときは、なるべく午前中に(症状が現れた場合もその後すぐに病院を受診できるように)食べさせることです。
はじめは一口だけ食べさせて、大丈夫そうならその後も食べさせるといった方法をとってください。
幼児が日焼けしてすごい湿疹が!病院に行く症状のめやすは?

ここでは、日焼けしてすごい湿疹が出てしまった場合の、病院に行く症状の目安について書きたいと思います。
子供の皮膚の厚さは大人と比べると半分程度の薄さなので、紫外線の刺激ですぐにダメージを受けてしまいます。
子供が日焼けをして湿疹が出てしまった場合は、まずはしっかりと冷やしてあげてください。
(日焼けはやけどをしている状態です。)
その後、十分な保湿が必要なので(日焼け後は肌がすごく乾燥しています)、ワセリンなどをぬってあげてください。
それでも肌の状態が改善しなかったり、水膨れになってしまっている場合は、かかりつけ医への受診をおすすめします。
また、発熱症状や、子供がぐったりしてきた場合は危険ですので、すぐに受診するようにしてください。
子供の肌は非常にデリケートであるということを忘れないでほしいと思います。
まとめ:子供がつらい目に合わないように対策を忘れない!
今回は、幼児の日焼けについて書かせていただきました。
これからの季節は日差しが強い日が続きます。
子供の肌はとてもデリケートなので、すぐに日焼けして、肌が荒れてしまうことも。
日焼けして湿疹がでてしまったり、水膨れになってしまうと、その後のケアも大変です。
それに加え、もとの肌の状態にもどるまでに時間がかかってしまうこともあります。
公園で思いっきり遊ぶ日はもちろん、少しお散歩するだけの時でも、日焼け対策は万全にして出かけるようにしましょう。
また、特に肌が弱い子に関しては、日光が強すぎる日は、でかけないようにすることも大切です。
どうしても出かけなければいけない場合、長時間外にいる場合は、
- 長袖
- 帽子
- 日焼け止め
を忘れずに、十分な水分をとりながら過ごすようにしてください。