近年女性を中心に御朱印集めが注目されています。
「御朱印ガール」なんて言葉があるのはご存知でしたか?
お寺や神社を巡ることから、ご年配の方が多くやられているイメージがありますが、「歴女」や「城ガール」、「仏像ガール」など若い人の間で和の文化が広がっています。
御朱印集めもその一つです。
中には高校生や小学生などにも人気があります。
そもそも御朱印となんなのか…。
もともとは寺社へ写軽を納めた際の受付印であったとされており、明治頃より参拝した記念として受け取れるようになりました。
他にも、参拝した日付、寺社名、御祭神、御本尊の名前などを墨書きしてくださります。
その御朱印集めですが、魅力とはいったい何なのでしょうか。
ドハマり注意!?御朱印集めの魅力とは?

先ほどもお話した通り、御朱印とは寺社へ写軽を納めた際の受付印であります。
なので、世界に同じ寺社が無いように、御朱印も寺社それぞれで個性豊かな物になっています。
文字だけでなく、狛犬や招き猫、草花や風景などさまざまなバリエーションが増えており、とても見栄えのするものばかりです。
ちなみに金額は300~500円程度となっており、お手頃なのも魅力の一つです。(場所によって異なります)
また、御朱印は観光地などによくあるスタンプラリーとは違い、その寺社の僧侶や神官が一人一人に手書きでしたためていただけるため、お札と同等の意味合いもあるそうです。
書いてくれる僧侶や神官が別の人であれば、同じ寺社でも違う御朱印をもらうことができ何度同じ寺社を訪れても違う楽しみがあるのは非常に魅力的ですよね。
また御朱印をいただくのに必要なものがあります。
それは御朱印帳です。
これは寺社でも販売しておりますが、書店やインターネットでも販売されておりそのバリエーションもさまざまです。
自分好みの御朱印帳に、自分が行った寺社の御朱印を集めることにより、世界で一つだけの御朱印帳を作ることができます。
何冊も御朱印帳をご利益別(仕事運や金運など)に使い分けている、なんて方もいらっしゃいます。
では、どうしたら御朱印をいただくことができるのか…。
初めての方はどこでどなたに声をかければよいかわからないですよね?
また、なんて声をかけたらよいのか、そのタイミングは?
等々疑問点もあるかと思います。
なので、ここでしっかり学んでみましょう!
お参りをしましょう!
冒頭でもお話したとおり、 御朱印とは寺社に訪れてお参りをした証としていただけるものです。
お参りせずに御朱印をもらうことは本来の意味と異なっていますよね?
お参りをするってこともセットでの御朱印集め、とご認識ください。
授与所に行きましょう!
お参りを済ませたら、御朱印をもらいに行きましょう。
多くの寺社では、授与所でいただくことができます。
授与所とは、普段お守りなどを扱っている場所のことです。
なかには社務所や宗務所(寺社の事務所にあたるところ)でいただける場所もあります。
初めて御朱印をいただく方で、御朱印帳をまだ持っていない方はここでいただくこともできます。
また御朱印帳をお渡しする際は予め書いてほしいページ、場所をわかるようにしておくとよいでしょう。
静かに待ちましょう!
僧侶や神官に御朱印帳を渡したら静かに待ちましょう。
人気のお寺や神社だと下手すると数時間待つこともあります。
ここはお寺や神社です。
うるさくしてよい場所ではないことは想像できますよね?
マナーやモラルはしっかり守りましょう!
御朱印帳を受け取る
先ほども述べましたが、御朱印とは僧侶や神官の方が心を込めて一つ一つ手書きをしてくださります。
観光地などにあるスタンプとは違うのです。
失礼のないようちゃんとお礼を言ってからつつしんで受け取りましょう。
また御朱印の予備知識も同時にご紹介しますね。
神社と寺院で御朱印はわけるべき?
もともとは神仏習合だったので御朱印帳をわける必要はないと思います。
実際にほとんどの寺社で問題なくお受けしてくれます。
ただ、まれに断られることもあるらしく神社と寺院で分けて使う人もいるようです。
御朱印にも書置きが存在する
すべての寺社で御朱印をその場で書いていただけるとは限りません。
書き手の方が不在であったり、忙しかったりして御朱印をいただくことができなかったりします。
その場合は書置きをいただくといいでしょう。
書置きとは、御朱印帳に書いていただくものではなく既に別紙にて書いてある物です。
御朱印帳を忘れてしまった場合にもメモ用紙やノートに書いてもらおうとはせずにこの書置きをもらい、後日自身の御朱印帳に糊などではっておきましょう。
繰り返しになりますが、御朱印とは僧侶や神官の方が書いていただける非常にありがたいものです。
ルールやマナーを守って失礼の無いようにこころがけましょう!!
実体験を取材!御朱印集めによってこんなご利益があった!

よく「御朱印を集めてからご利益があった!」などと聞くことがあります。
またそのご利益は人さまざまでした。
では実際どうなのか…。
正確に言うと、御朱印集め自体にはあまりご利益はありません。
先ほどから言うように御朱印とは参拝した証としてもらえるものです。
お札と同様の意味があると言いましたが、お札とお守りとは少し意味が異なります。
ではどこからご利益がくるのか?
思い出してください。
御朱印とは参拝していただけるものでしたよね?
その参拝するってことが大事なのです。
日本にはさまざまな寺社があり、その寺社一つ一つにさまざまなご利益があるといわれています。
参拝をすることによって、そのご利益をわけていただくというのが参拝の本来の目的です。
最近ではこのような場所をパワースポットと呼んだりもします。
御朱印集めとは参拝とセットです。
なので、自然とご利益を得られることにつながるということです。
自分が得たいご利益がある寺社を調べて訪れてみるといいですね。
まとめ:ルールとマナーを守って御朱印を集めることが大切!
近年、御朱印集めは若い女性を中心に人気を広めています。
日本の文化が若い人たちに関心が広がるのは非常に喜ばしいことです。
ただ同時に間違った解釈で広まってしまうこともあり、それは日本人として残念なことと思ってしまいます。
ここで話したこと以外にも参拝のマナーや手順など、日本の文化は面倒くさいことがつきものです。
ただそれを守って楽しむからこそ、その文化がより魅力的に美しくみえるものです。
皆さんもルールやマナーをしっかり守り、正しい御朱印集めを楽しんでください!
ということでこの記事では「御朱印初心者必見!! 集めることであらわれる驚くべき○の効果!」について書いていきました。
この記事が参考になれば幸いです。