どうも、ねこたてです。
ネッシーというのをご存じでしょうか。
1970年代前半に子供たちを中心に大ブームを起こしました。
漫画や児童書、特撮ドラマに取り上げられた未確認生物です。
大きさは3~13メートル。
見た目は小さな頭、首が長い竜のようで長い尾、恐竜にも似た姿をしています。
当時大人気だったパンダの次に日本に来てほしい!
それほどまで子供たちに熱望されていたほどです。
そんな日本での大ブームが起こる前、イギリス・スコットランドの湖で出没し、巨大で不思議な怪獣が住んでいる。
そんな新聞記事が1933年に大きく取り上げられ、それ以降世界中の人たちの関心を集めました。
ネッシーの日は6月9日!その由来は?

毎年6月9日がネッシーの日となっています。
なぜ6月9日なの?
1933年にネッシーの目撃談が新聞で取り上げられたのが6月9日なのです。
しかしネス湖で未確認の生物を見たという記録ははるか昔にさかのぼり、紀元前565年に記された書物があります。
その後も人々により何度も湖で謎の生物を見たという記録は残っています。
1933年に湖周辺の道路を整備され、人々の往来が以前よりも増すようになり、その不思議な生物を見たという人が相次ぎました。
その目撃談を掲載した記事が出たのが6月9日。
そして翌年の1934年4月にはとうとう目撃者による写真撮影に成功したということです。
その撮影者は外科医であったため、長年「外科医の写真」と言われ、代表的なネッシーの写真として扱われてきました。
ネス湖に住んでる怪獣なのでネッシー。
そう名付けられたその未確認生物はたちまち世界中の人たちの関心を集めました。
その後1970年代前半日本でも大ブームとなり、日本で一番有名な未確認生物となりました。
たびたびテレビや雑誌で取り上げられるようになります。
その時代、世界中では空前のオカルトブームです。
- 「超能力」
- 「UFO」
- 「心霊写真」
そしてネッシーのような「未確認生物」。
そんな背景もあり日本人もネッシーに興味深々だったようです。
日本の湖でもクッシー(北海道くっしゃろ湖)やイッシー(鹿児島県池田湖)という、ネッシーにならったネーミングで未確認生物を見たという目撃談もありました。
他にも日本の著名人たちがネッシーの存在を強く信じており、なんと「探索隊」を結成して何度かネス湖を調査したという話まであります。
今ではとうてい考えられないようなことで、日本が豊かな国で大人も夢を持っていた時代、ということではないでしょうか。
そんな大人も子供も夢中になった未確認生物ネッシーは、今も存在は謎に包まれているようです。
子供の夢を壊すな!夢あるネッシーの日の由来!

そんなネッシーブームも1980年代以降徐々に衰退していきます。
実はネッシーは存在しなかったという証言が次々出てきました。
「外科医の写真」は実はねつ造だったという証言やネッシーは実は「巨大ウナギ」だったという説も。
ネス湖の水に含まれてる生物のDNAを採取すると、なんとウナギのDNAが大量に見つかったというものです。
「巨大ウナギ」といえばそれはそれで興味をそそられるものがありますが、それでもネッシーはいなかった。
そんな証言があるとなんともさみしい気持ちになります。
しかし現在でもネッシーに関心がある人も少なくなく、毎年50万人以上がネス湖を訪れているというのです。
ネッシーブームが去った今でもすっかり人気の観光スポットになっているなんてほんとにすごいことです。
またインターネットでのネッシーの検索数も毎月20万件以上あるというのです。
ネッシーに関心のある人は今でもたくさんいるのですね。
しかもネス湖でネッシーらしき生物が目撃されているという話もあるのです!
2019年2月ネス湖付近をドライブしていたあるカップルが、なにやら生物らしきものが水面に浮かんでるのを目撃しました。
車を減速し、スマホで写真を撮影しようとすると、その生物は水の中に消えていくところだったそうです。
頭の先らしい黒い物体はかろうじて写真に映っていました。
その5日後にはまた別の人が、ネス湖付近のホテルからウェブカメラで外を眺めていると、黒い物体がしばらく水の中から頭を出してすぐに水の中に潜っていったそうです。
そのウェブカメラを巻き戻すと、たしかにその黒い生物らしき物体は映っていました。
それがほんとにネッシーだったのかどうかは定かではありませんが。
でももしかしたほんとに存在するのかも?
そんな夢も膨らんだりします。
まとめ:ネッシーが存在するか分からないからこそ面白い!
長い年月、人々を魅了してきたネッシー。
ほんとに存在するのかどうかはいまだに謎が多いです。
実際ネッシーは存在しなかった、という学者も多くいます。
でもそんな不思議な存在であるからこそ、いつまでも人々の興味がつきることはないのかと思います。
もしかしたらほんとにいるのでは?
一度見てみたい!
と思わせてくれるのですね。
ネッシーブームから長い年月が経ち、ネッシーを見たことがない子供たちや若い人が多いと思います。
ネッシーの日をきっかけに色々調べてみるのおもしろいかもしれません。
ということでこの記事では「ネッシーの日とは?由来とともに解説します!」について書いていきました。
この記事が参考になれば幸いです。